「不眠」とは単に睡眠時間が短いということではなく
本人が満足できる睡眠時間や睡眠の質が得られない状態が続き
日常生活に支障を来している状態をいいます。
一般に睡眠時間は加齢とともに減少し高齢になれば若い時より睡眠時間が短くなります。
これは生理的な現象ですが
眠りの質の変化もあり高齢になると不眠を訴える人が多くなります。
不眠にもタイプがあり高齢者に多くみられるのは夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」や
朝早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」です。
不眠があればまず原因を探り例えば病気や薬の副作用で不眠が起きているなら、
病気の治療や漢方薬への変更など原因を取り除く必要があります。
不眠を招きやすい生活習慣があればその改善も大切です。
現在、不眠の治療に使われている睡眠薬は怖い薬ではありませんが、
高齢者の場合は副作用が出やすいので注意を要します。
ふらつきが出て使いにくい人などにはオリジナル漢方薬が有効な治療手段になります。
漢方治療の場合、
薬で眠らせるのではなく全身の働きを整えて不眠が起こらないような状態を目指します。
そのため、患者さんの体質や全身症状を考え、
不眠以外の症状も併せて改善するようなオリジナル漢方薬を用います。


